「疲れた」と「お疲れ様」は全然違う

こんにちは。よしひろウィメンズクリニックの看護師井上です。

日々、多くの患者様と接する中で、
「もっと治療を頑張る女性の力になりたい!」
「看護師だからこそできることがあるのではないか?」
と考えることが増えてきまして、
そんな思いから、この度クリニックのブログを開設することになりました!

今後は私だけでなく、他のスタッフも登場するかもしれませんので、
ぜひ楽しみにしてくださいね♪

まだまだ不慣れな部分もありますが、
温かく見守っていただけると嬉しいです。
どうぞよろしくお願いいたします。


さて、毎日お仕事や家事をこなしながら治療に取り組むのは本当に大変ですよね。
通院されている方の中には、心身ともにギリギリの状態で通院している方もいらっしゃるのではないでしょうか。

ちなみにこんなことを書いている私は、
帰宅後にお風呂で寝落ちしたり、床で寝落ちしたり…
以前よりよろしくない癖があります 笑

「イケナイ!」とわかっていながらも、ついやってしまいます。

特にお風呂での寝落ちは最悪で、
「いつの間にか寝る→寒さで目覚める→追い焚きして再び寝る→また寒くて目覚める→再び追い焚き…」
を繰り返し、気づけば皮膚がふやけてしまう始末。
何度も浴槽に本を落としたことがあります。
変形した本が何冊も…

これは冗談抜きで危険ですね!

話が逸れてしまいましたが、
ブログを読んでくださっている皆様の多くは、
きっと忙しい日々を過ごされていることと思います。

そんな日々の終わり、自分自身にどんな言葉をかけていますか?

「あーーー疲れたー」
とついネガティブに言ってしまいませんか?

相手には自然と「お疲れ様」と言えますが、
自分自身に対しては、「お疲れ様」ではなく「疲れたー」と言ってしまう…

「疲れた」と「お疲れ様」では大きく意味が違うんです。

「疲れた」には労いの気持ちはありませんが、
「お疲れ様」には労いが込められています。


自分自身に労いの言葉をかけるのは、ついつい忘れてしまいがちですね。

「頑張るのが当たり前」
「辛くても弱音は吐いてはいけない」
「頑張る以外に選択肢はない」
こんな考え方が染み付いているからかもしれません。

自分に厳しすぎる!
これはまるで“ひとりブラック企業”状態。

心も体も疲弊してしまいますね。

「疲れた」と感じたときこそ、ネガティブな感情が出てきたときこそ
「お疲れ様!」と自分自身に声をかけてみませんか?

仕事や家のことをしながらの治療は、本当に大変です!
当事者でないとわからない苦しみや悲しみもたくさんあります。
心身ともにたくさんのエネルギーを使うのが不妊治療です。

採卵・移植のあとはもちろん、
「お疲れ様!(本当によく頑張った)」ですし、

採血や内診、先生や看護師の説明を聞くことも
「お疲れ様(よく頑張った!)」です。

本当に頑張っているのですから。

治療や人生が思うように進まないとき、
ネガティブな感情や思考に支配されてしまいそうになりますが、
そういう自分を受け入れ
「お疲れ様」と自分を認められたときって意外と力が抜けるものです。

こうした小さな習慣が、元気な心と体をつくり、
自分を信頼する力に繋がっていくと思います。


私も寝落ち癖を直します!(皆様に宣言します!)
そして自分自身に「お疲れ様」と伝え続けます。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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