こんにちは。
よしひろウィメンズクリニックの看護師井上です。
少し前のことになりますが、ハーブボールの研修のため、ハーブボールの本場タイへ行ってまいりました。
「ハーブボール」、ご存じですか?

ハーブボール
昨年、クリニックでもイベントとしてハーブボールのワークショップを開催させていただきました。
(今年も開催予定ですので、どうぞお楽しみに!)
ハーブボールは、インドやタイの伝統的な伝統療法のひとつで、複数のハーブを体質や体調に合わせてブレンドし、布で包んでボール状にしたものを蒸して使用します。温めたボールを身体に当てていくことで、香りと温かさ、そしてハーブの力が心身にやさしく働きかけてくれます。

肉まんではありません
蒸したてのハーブボール
ふかふかで、ぬくもりあるあたたかさと、植物のやさしい香りに包まれると、不思議と心の緊張がゆるみ、自分を大切にする感覚がよみがえってくるんです。
私はこのハーブボールが大好きで、この癒しの感覚を、日々頑張っている女性に届けたいという思いから、ワークショップを続けています。
さて、話をタイ研修に戻しますね。
今回は、バンコクにある伝統療法にも力を入れている総合病院で、実際に患者として診察と施術を受けたり、タイ北部チェンライにあるオーガニック農園を訪れたり、マッサージスクールで本場の生ハーブを使ったハーブボールづくりと施術を体験したりと、盛りだくさんの内容でした。

ドクターによる施術 ほぼほぼ痛かったです笑
きっと滞っているんでしょうね

男性の精力剤になるらしいタイハーブ
いかにも効きそう
クラチャイというウコンの一種
もちろん、研修の合間にはおいしいタイ料理もしっかり堪能しましたよ♪
タイの人々と触れ合いながら感じたのは、彼らの明るく、やさしく、おおらかな雰囲気。
心がふっと軽くなるような、あたたかさがありました。
その理由に気づかせてくれたのが、「マイペンライ」というタイの言葉です。
「マイペンライ」とは、「気にしないで」「大丈夫」「なんとかなるよ」といった、前向きでおおらかな考え方。
とてもタイらしい素敵な言葉・考え方ですね。
真面目でがんばり屋さんが多い日本人にとっては、少し肩の力を抜いて、自分を許してあげる大切さを教えてくれる考え方だと感じました。

ワットポーにあるタイヨガ(ルーシーダットン)の石碑
不妊治療をしていると、治療が思うように進まず、自分を責めてしまったり、気持ちが追い込まれてしまったりすることもあるかもしれません。
自分が嫌になったり、自分を信じられなくなってしまったり。
そんなときはこの“マイペンライ”の心を思い出してみてほしいんです。
「大丈夫」って、自分自身に伝えてほしい。
どんな自分も大切な自分自身ですから。
そんな気持ちになれない日には、タイ料理を食べに行ってみるのもおすすめです♪
食からタイのマイペイライを感じられるかもしれません。
私も元気が欲しいときは、高頻度でタイ料理のお店へ行っていますよ!
タイ料理のカオソーイが大好きです。
(タイ北部の郷土料理みたいなもので、ココナッツベースのカレーヌードルです)
あとカオマンガイも大好きです。
(鶏肉とご飯を一緒に炊いたもの)

カオソーイ
パリパリ麺とゆで麺の両方を楽しめます
脱・真面目!ですね(笑)
力抜きましょう、お互いに。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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