こんにちは。
よしひろウィメンズクリニックの看護師井上です。
私は10年以上前の30代の頃に、体を大きく壊してしまった経験があるのですが、体調を整えるために様々な自然療法を学んできました。
例えば、アロマセラピーやハーブボール。
現在はアロマやハーブボールを使って施術をしたり、セルフケアをお伝えするようなこともやっています。
そして日々不妊治療に取り組まれている多くの女性と接する中で、ハーブボールを届けたいなって思うように。
今日はハーブボールのことを少しお話したいなと思います。
→クリニック内でワークショップを開催しますのでお楽しみに♪
採卵や移植、内診の介助に入ると患者さんたちのお身体に触れることがあるんですね。
みなさん、ガッチガチ!
日頃の疲れがお身体に出ていたり、不安や緊張から力が入ってしまう。
当たり前ですよね。
あーーー本当にがんばっている!って思います。
普通に生きてるだけで身体が緊張する現代社会なので、身体をゆるめることを意識して取り入れるってとっても大事なんです。
身体がゆるむと、自然と気持ちもゆるむ。
さてさて、身体が緊張している状態は、身体の機能を司る「自律神経」のうちがんばるモードの「交感神経」が過度に緊張していることが予測されます。
大事なのは、活動の神経である「交感神経」と休息の神経(リラックスの神経)「副交感神経」がともにパワフルに働き、状況によってそのバランスをスムーズに調整できること。
交感神経が常に優位に働いていると身体はしんどいですよ。
ひとりブラック企業みたいな感じでしょうか。
自律神経の無数ある働きのひとつに血流のコントロールがありますが、血管の収縮と拡張を適切にコントロールすることで、身体の隅々まで血液を届けることができるんですね。
そしてこの血液がめぐることで、ひとつひとつの細胞に酸素や栄養必要なホルモンなどを運び、細胞から出た不要なものを回収するという働きがあります。
あと、血液には、身体に熱を運ぶという大切な働きもあります。
卵巣や子宮も例外ではなく、血液から酸素や栄養を取り入れるし、ホルモンもこの血液を介して届けられるからやっぱり妊活は血流が鍵になるし巡りがよいことが本当に本当に大事。
身体がこわばって緊張しているということは、がんばるモードの交感神経が緊張しているし、身体が冷えているということは、自律神経のバランスが乱れているということも予想される。
なのでゆるむことがとっても大切。
現代女性は圧倒的にこわばっている!!
そこでオススメしたいのがハーブボールなんです!!
やっと出てきました〜ハーブボール。
ワークショップの一コマ
ハーブボールはいくつかのハーブを布に包んでボール状にしたもの。これを蒸して、熱々にしたものを身体にあてて使うハーブ療法のひとつなんですね。
インドのアーユルヴェーダ(伝統医学)の中で生まれ、それがアジア各国(例えばタイ)に伝わり日本にもやってきたんです。
タイのハーブボール
ハーブの香りぬくもりあるあたたかさ、ふっかふかな感触これらが身体に、そして心に働きかけてくれるんですよ。
身体がゆるむと自然と気持ちもゆるんできて、普段気づかなかったような自分の本音に気づかされることがあります。
タイのマッサージスクールで
先生の施術を受けているシーン
思ったよりも疲れているな
ずーーーっと無理をしていたな
言いたいこと言えないで我慢してばかりだ
苦しい!辛い!悲しい!
ネガティブな気持ちを押さえ込んでいたな
そんな自分の本音に気づいて、「あー私って大切なんだな」ってことに気づかされる。
ハーブボールってそういう不思議な感覚があるんですよね。
ハーブボールと言えばインドやタイのハーブを使って作られたものが一般的なんですが、身土不二(しんどふじ)という言葉あるように、できるだけ生活している環境に近いものを取り入れることで、私たちの健康を維持することができるので、私は日本の馴染みある薬草でハーブボールを作り、ハーブボールのセルフケアをお伝えしたり施術したりしています。
クリニックでのワークショップ
ハーブボール、試してほしい!
クリニックでワークショップを開催していきますので、ご興味のある方はぜひいらしてくださいね!
ゆるむこと、本当に大事。
私自身も課題ですが、
ハーブボールに触れると自然と力が抜けます。
きっと大丈夫!
最後までお読みくださりありがとうございます。