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  • 寝る前のスマホは要注意

    寝る前のスマホは要注意

    こんにちは。
    よしひろウィメンズクリニックの看護師井上です。


    今日は「寝る前のスマホ」について、ちょっとだけお話しさせてくださいね!

    布団に入ってからも、スマホを片手に動画を見たり、気になることを検索してしまったり・・・
    そのまま眠ってしまった、なんて経験はありませんか?

    (あるある!)

    何度顔面にスマホを落としたことか・・・
    本当にコレ痛いです 笑

    実は、寝る前のスマホは、思っている以上に心と身体に負担をかけてしまっているんです。

    特に夜は、ブルーライトの影響で「メラトニン」という眠りを促すホルモンの分泌が抑えられてしまいます。
    メラトニンが減ってしまうと、睡眠の質が下がったり、体内のリズムが乱れてしまうことも。

    そして、ちょっとびっくりするかもしれませんが、メラトニンの減少は卵子や精子の質にも関係してくると言われています。
    夜間「休む」って、本当に大事なことなんです。

    それに、スマホで次々と情報が入ってくると、脳が休まらず、交感神経(=活動モード)ばかりが働いてしまいます。
    これでは身体も気持ちもずっと緊張したまま。
    本当はリラックスしたい夜に、休めなくなってしまうんです。

    しかも、寝る前のうとうとした状態って、無意識の扉が開きやすい時間。
    怖い!!
    そのタイミングで見た映像や聞いた音が、気づかないうちに心に入り込んで、朝起きたときになんだか悲しい気持ちになったり、ぐったりしたり…そんな経験、ありませんか?
    私はめっちゃありますよ、この経験。

    きっと、いまは不安な気持ちを抱えながら、たくさん調べたくなる気持ちもあると思いますが
    夜のスマホはちょっとだけ気をつけてみることがとっても大切。

    ネットの情報は真偽がはっきりしないものもたくさんあります。
    そして、心が疲れているときほど、私たちはそういう情報に引っ張られやすくなってしまいます。
    だからこそ「どんな情報を、どこから、どんなタイミングで受け取るか」はとても大切なんです。

    実は私自身も、寝る前のスマホがやめられず、ある時期はなぜか「詐欺師を撃退する人の動画」にハマって、延々と見続けてしまったことがあります 笑

    朝起きると、どっと疲れていました。
    動画を見ている間は、悪が成敗され、スッキリしたような感覚がありましたが、交感神経は高ぶり、それに伴い睡眠の質が下がって、無意識領域にネガティブなパワーが入り込んだのかもしれませんね。

    これはイケナイ思って、寝る前スマホは遠いところへ。
    そしてスマホのアラームをオフにして、「目覚まし時計」を買いました。
    これだけで、本当にぐっすり眠れるように。


    スマホは便利で、時に支えにもなります。
    でも、上手に活用することが大事ですし、心と身体がちゃんと休めるよう夜の時間を大切にしていきたいですね。


    少しでも心地よい時間で満たされますように。

    最後までおよみくださり、ありがとうございました。