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高温期が続くのは妊娠したから?|基礎体温グラフの見方と判断の目安

高温期が続くのは妊娠したから?|基礎体温グラフの見方と判断の目安

「あれ?そろそろ生理がはじまるはずなのに、気配がないな」
と感じたことはありませんか。

月経開始予定日を1週間過ぎても月経が来ず、基礎体温が高温期のまま続いていると、「妊娠したかもしれない」と考える方も多いことでしょう。
一般的には、高温期が3週間ほど続くと妊娠の可能性があると考えられています。

ただし、実際には妊娠していないこともあります。
この記事では、基礎体温の中でも排卵以降の「高温期」について、わかりやすくお伝えします。


高温期とは?まず基本を整理

高温期は、排卵後の時期にみられる基礎体温です。

排卵後、卵巣に残った卵胞が黄体化し、プロゲステロン(黄体ホルモン)を分泌するようになります。
プロゲステロンには、体温をわずかに上げる働きがあるので、排卵後の基礎体温は高温期になります。
体温の上昇の仕方は、個人差や周期差があるため、ゆっくり上がっていくこともあれば、比較的はっきり上がることもあります。
ただ、体温が上がるといっても0.3〜0.5℃程度のわずかな差です。
この体温を測るため、基礎体温では小数点第2位まで測定できる婦人体温計を使用します。

プロゲステロンには、エストロゲンによって厚くなった子宮内膜を着床しやすい環境に整える働きがあります。
私たちの日常生活にたとえると、エストロゲンが敷いてくれた布団に、プロゲステロンが寝心地のいいシーツをかけてくれるような感じと考えるとわかりやすいです。

高温期がしっかり続いているかどうかは、排卵後に黄体ホルモンが分泌されているかのひとつの目安になります。

ただし、基礎体温だけで排卵の有無やホルモン状態を正確に判断することはできません。

高温期が長く続いたら?

高温期の期間は、約14日が目安です。

月経周期には個人差がありますが、高温期の長さは比較的変わりにくく、約14日前後とされています。そのため、排卵後14日前後で月経が始まります。

基礎体温では、いつから高温期なのか、はっきりとわかることは多くありません。
何周期分かの基礎体温表を見ることで、自分の月経周期の傾向が見えてくることがあります。

一般的には、高温期が3週間以上続いたら妊娠の可能性があります。この頃、妊娠検査薬が陽性を示した場合、妊娠した可能性が高くなります。
陰性の場合は、ストレスや体調、ホルモンバランスの乱れなどから高温期が続いている可能性があります。また、予測した排卵が実際よりも遅かったのかもしれません。
市販の妊娠検査薬では、陽性か陰性かを知ることができますが、陽性反応を示しても正常な妊娠と判断できたわけではありません。
妊娠したかどうかの確定は、クリニックで診断してもらうことが大切です。血液や尿から妊娠の反応を確認し、超音波検査で子宮内に胎嚢が確認できたら妊娠成立と判断できます。

基礎体温は、1日ごとの変化を見るというより、「いつもより高温期が長いかな?」という全体の傾向を見るためのものです。

「熱っぽい」「だるい」は妊娠?風邪?

高温期には、個人差はありますが、熱っぽさ、眠気、だるさ、胸の張り、便秘、むくみなどの症状がある方もいます。妊娠初期にも似た症状が出ることがあり、風邪の初期症状とも区別がつきにくいことがあります。
たとえば、その後、熱がさらに上がる、関節痛や強い頭痛や咳などの症状が出た場合は、風邪である可能性が高くなります。
微熱やだるさは、そのほかの病気にもある症状ですので、自己判断せずに心配なら早めに受診しましょう。
判断は「体温」だけに頼ることができないため、月経開始予定日1週間(排卵から3週間)を過ぎても高温期が続く、または月経が開始されない場合は、妊娠検査薬を試し、陽性であれば、一度、産婦人科を受診しましょう。
陰性の場合は、少し様子を見て、それでも月経が開始されない場合は、産婦人科を受診しましょう。

体温だけでは判断できないため、「高温期だから妊娠」「熱っぽいから風邪」と決めつけないことも大切です。

妊娠検査薬はいつ使う?

市販の妊娠検査薬は、ドラッグストアなどで簡単に手に入れることができます。

使うのは、月経予定日1週間後が目安です。
フライング検査で、陽性反応が出ることがありますが、正確性が低いため、使用時期の目安を守りましょう。
月経予定日1週間での陽性反応は、妊娠4〜5週頃になります。
陽性反応が出た場合は、なるべく早く産婦人科を受診し、超音波検査で子宮内に胎嚢が確認できると、正常な妊娠かどうかを確認する第一歩になります。
陽性反応が出ても、正常妊娠とは限らないため、超音波検査でしっかり見てもらうことが大切です。
また、陰性でも排卵のズレから判定時期が早いことがあります。
月経開始予定日1週間後に陰性だとしても、その2、3日後には陽性反応を示すこともあります。

最近は、生理予定日前から使えるタイプの妊娠検査薬もあります。
ただし、早い時期は妊娠反応が弱く、陰性になったり判定が不安定になったりすることがあります。

基礎体温でわかること、わからないこと

基礎体温からは、体のリズムや排卵に伴うホルモン変化、月経周期の傾向、次の月経の目安などを読み取ることができます。

一方で、排卵日の正確な特定や、妊娠の成立・継続・妊娠の状態(正常かどうか)までは判断できません。
そのため基礎体温は「体の変化に気づくための目安」として活用し、必要に応じて血液検査や超音波検査で確認することが大切です。

高温期は「ヒント」として考える

基礎体温で高温期が続くと妊娠の可能性があります。
ただし、基礎体温だけで判断はできないことが多く、判断するには産婦人科へ受診することが大切です。

高温期が続き、月経が来ない場合は、妊娠検査薬を試したうえで、必要に応じて産婦人科を受診しましょう。

基礎体温は、妊活するうえでヒントにはなりますが、振り回されないことも大切です。


「基礎体温がガタガタで気になる」

「高温期が続いているけれど、どう考えたらいいかわからない」

基礎体温は、妊活のヒントになる一方で、体温だけではわからないことも多くあります。

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