分娩施設どう選ぶ?其の1

こんにちは。よしひろウィメンズクリニックの食べること、寝ることが大好きな助産師 嘉代です!
“月の引力?月とお産の関係🌙”
“何て言ってる?赤ちゃんの第一啼泣👶”
に引き続き第3弾、助産師らしいお話をしますw

無事に妊娠され、「次にかかる病院を選んでください」と私たちに言われたものの、どうやって選んだらいいのかわからない💦と思っている方も多いと思います!
そんな方へ、分娩施設の選び方についてお伝えしたいと思います!

分娩施設は大きく分けると3つ

①病院②クリニック③助産院に分けられます!

①病院

病院は設備が整っており、ママや赤ちゃんにもしものことがあっても、迅速に対処できるというメリットがあります。
病院はどちらかというと高度な医療を必要とする方を診る施設なので、ローリスクの方が集まってしまうと診療が回りません💦その為、セミオープンシステムといって、分娩は病院だけど、34週頃までの妊婦健診は近くのクリニックで診てもらうという方法があります。希望される場合は、その病院がセミオープンシステムに対応しているかどうか確認してみてください。

②クリニック

クリニックは、独自のサービス(例えばフェイシャルエステが受けられる、お産セットのグッズにこだわりがある等)が充実していたり、美味しい食事の提供など、プラスαのサービスを行っていることが多いです。病室もキレイで、人気コスメブランドのアメニティを揃えている所もあります✨病院と比較すると無痛分娩に力を入れている所が多いですが、麻酔に対応できる医師が日中しかいない場合は、時間の制限があるかもしれません。

③助産院

助産院は、積極的な医療行為は行えませんが、アットホームで温かい雰囲気が特徴です。ただし、完全ローリスクが対象です!家族も分娩に参加するスタイルが多く、施設によっては分娩の瞬間、パパも助産師と一緒に赤ちゃんを支えてもらう所もあります!実家にいるような環境で、家族をまるごとサポートしてくれるイメージです!
私の感覚ですが、助産院を選ぶママ達の特徴として、積極的に動ける方が多いように思います🤰助産院でもしものことがあった場合、提携病院に救急搬送となりますので、安産のためのカラダ作りなどは気合い入ってます💪w
私より運動してるけど…?って思います😅

そもそもどこにどんな分娩施設があるのかわからない💦という方は、厚生労働省の「出産なび」で検索してみてください!希望の地域から探せるので、そばにどんな分娩施設があるのかを調べるには便利だと思います!
👇👇出産なび👇👇
https://www.mhlw.go.jp/stf/birth-navi/index.html

里帰りする?しない?

自宅も実家もこの辺の方は悩むこともないと思いますが、自宅は東京、実家は遠方という方もいますよね?出産の時や産後の育児について想像してみてください!

里帰りしない派

実家のサポートは必要としない場合。
現代は出産年齢が高くなっており、両親が高齢でサポートをお願いできないという方もいます。
夫の会社が子育て支援に協力的で、夫の育休が
しっかり取得できるという方も。
このような場合は里帰りは必要ないかもしれません。それでもサポートが必要な場合は、産前産後ケア施設を利用するという方法もあります。自治体の助成を利用する場合は利用時間や回数に制限があります。助成を利用しない場合は値段が高く、1泊10万円ぐらいの値段設定が多いように感じます💰
自宅にいながら、訪問型産後ケア、産後ドゥーラ、産後ヘルパーなどにお願いする方法もあります。
これらのサービスを利用する場合は、妊娠中から予約が必要なものもありますので、早めに検索してみてください🔍

里帰りする派

実家が遠方、両親のサポートが必要な場合。
両親が自宅に来てサポート出来る方以外は、里帰り分娩にした方がいいかもしれません。
里帰り分娩の場合は、里帰り先で分娩施設を、自宅近くで妊婦健診施設を選ぶ必要があります。
まずは里帰り先の分娩施設を探します。地方では東京都に比べて分娩施設が少ないことが多いです。初産婦さんの分娩所要時間は約24時間、経産婦さんはその半分が目安です。陣痛が始まったら車で向かうことを想定し、周辺道路が渋滞の激しい場所じゃないかも考慮して、どこにするか考えてみてください!里帰り分娩をされる方の中には、親子2代で同じ病院で産まれたという方もいます😊😊
分娩施設が決定したら、分娩予約をします。その際、何週で分娩施設を受診すればいいのか、確認してください!

分娩施設が決まったら、分娩先を受診するまでの間妊婦検診をお願いする施設を決めます。自宅や職場のそばなど、通いやすい場所がいいと思います。
当院卒業時にお渡しする紹介状は、妊婦健診施設宛てになります。紹介状に記載する為、必ず里帰り分娩希望であることを、医師に伝えてください!

☝️ここまでが、分娩施設を選ぶ際のおおまかな分類となります。
ここまでお読み頂き、ありがとうございます!
少し長くなってしまったので、この続きは
次回の投稿 ”分娩施設どう選ぶ?其の2″
でお伝えしていこうと思います!次回の投稿も是非チェックしてみてください✅✨

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