平日21時・土日20時まで診療

JR上野駅 広小路口より 徒歩5分
東京メトロ日比谷線 上野駅 3番出口 徒歩1分
東京メトロ銀座線 上野駅 3番出口 徒歩1分
京成線 上野駅より 徒歩7分

体外受精(IVF)とは?治療法や流れ、対象者や費用をわかりやすく解説!

体外受精(IVF)とは?治療法や流れ、対象者や費用をわかりやすく解説!

不妊治療をしている人の中には「人工授精をしているけどそろそろステップアップを検討したい」「体外受精(IVF)は身体的にも経済的にも負担が大きそうで不安」などのお悩みを抱えているかもしれません。当院は不妊治療の最後の砦として生殖補助医療を専門に行うクリニックで、多くの患者様がセカンドオピニオンにより転院し治療を受けておられます。

体外受精(IVF)にステップアップするにあたり、この記事では体外受精(IVF)とはどのような治療法なのか、流れや対象者、費用を分かりやすく解説します。

体外受精(IVF)とはどんな治療法?

体外受精(IVF)とは、排卵の時期に合わせて育った卵子を体の外に取り出し、精子と出会わせて受精させる治療法です。受精後は、少しずつ成長した胚(初期胚・胚盤胞)を子宮内に戻します。

治療では、卵巣から採取した卵子を「シャーレ」と呼ばれる専用の容器に入れ、そこへ男性から採取した元気な精子を加えます。卵子と精子が自然に受精するのを見守る方法で、精子を振りかけるように行うことから「ふりかけ法」とも呼ばれています。

体外受精(IVF)には卵子を育てる「採卵周期」と、成長した胚を子宮内に戻して妊娠に至るまでの「移植周期」があります。似た治療法に「顕微授精(ICSI)」がありますが、顕微授精(ICSI)においても移植周期の流れは同じです。

自然妊娠(タイミング法)と人工授精の違い

体外受精(IVF)と自然妊娠(タイミング法)、人工授精の違いは、「受精がどこで行われるか」と「医療の関与の程度」にあります。

自然妊娠は、排卵された卵子と精子が卵管で出会い、受精・着床する方法です。治療や医療操作は行わず自然に行われるため、心身への負担が最も少ない一方で、排卵や精子の状態に左右されやすい傾向があります。

人工授精(AIH)は、採取した精子を医療機関で洗浄・濃縮し、排卵のタイミングに合わせて子宮内に注入する治療です。受精自体は体内で起こるため、自然妊娠に近い方法ですが、タイミングを整えることで妊娠の可能性を高めます。

体外受精(IVF)と聞くと、痛みや費用の面で不安を感じ、身構えてしまう方も少なくありません。タイミング法や人工授精で結果が出ず、次の選択肢として体外受精を勧められたとき、戸惑いや複雑な気持ちになるのは自然なことです。

当院では患者様のご負担に配慮し、少しでも早く妊娠につながるようチームでサポートしています。気になることがあればどうぞ遠慮なくご相談ください。

体外受精(IVF)はなぜ妊娠率が高いの?

体外受精(IVF)は自然妊娠や人工授精に比べて妊娠率が高いです。それは、妊娠に至るまでのさまざまな過程を医療のもとで丁寧に進めるためです。

体外受精(IVF)では採取した卵子と精子を体の外で受精させて、順調に育った胚を選んで子宮に戻します。これにより「受精が上手くいかない」「受精卵の成長が止まってしまう」などの初期段階の問題を確認できます。

子宮内膜の状態に合わせて移植のタイミングを調整できることも、妊娠につながりやすい理由のひとつです。

よしひろウィメンズクリニックでは、体外受精(IVF)を含む1回の採卵で妊娠した確率は71.4%です(30-39歳:妊娠=胎嚢確認:2020〜2023年に行った採卵3642周期:反復不成功例も全て含む)。また、4年間の実績として、30〜39歳の胚移植1回あたりの妊娠率は60%となっています(2020年〜2023年の計2515症例)。

このように体外受精(IVF)は妊娠に必要な条件を医療でサポートしながら治療を進めるため、自然妊娠や人工授精に比べて妊娠率が高くなっているのです。

どんな人が体外受精(IVF)の対象になる?

体外受精(IVF)の適応になるのは以下のようなケースです。

  1. 両側卵管閉塞
  2. 免疫性不妊症(精子不動化抗体陽性例)
  3. 男性因子(乏精子症・精子無力症)
  4. 原因不明不妊症
  5. そのほか医師が必要と判断する場合

体外受精(IVF)が選択されるのは、いくつかの条件や状況が重なった場合です。たとえば、両側の卵管が詰まっている場合や、免疫の影響で精子がうまく働かない免疫性不妊、精子の数や運動性に問題がある男性因子不妊などが挙げられます。

また、検査を行っても明確な原因が見つからない「原因不明不妊」の場合にも、体外受精(IVF)が選択されることがあります。

不妊症の約3分の1は原因不明とされており、タイミング法や人工授精を続けても妊娠に至らない場合、次の治療ステップとして体外受精(IVF)を検討します。

さらに、女性の年齢や妊娠までの時間を考慮し、最初から体外受精(IVF)や顕微授精(ICSI)を選択するケースもあります。治療の進め方は検査結果や患者様のご希望を大切にしながら、ご負担の少ない方法で治療を進めていきましょう。

体外受精(IVF)の治療の流れと通院頻度

よしひろウィメンズクリニックは体外受精・顕微授精専門のクリニックです。当院の体外受精(IVF)の治療の流れをご説明します。

① 準備期間・初期検査

ホルモン検査や超音波検査などを行い、体調や卵巣の状態を確認します。検査結果をもとに、排卵誘発の方法や治療方針を決定します。転院された患者様は前院での検査結果などがあればお持ちください。

② 排卵誘発・卵胞チェック(採卵周期)

排卵誘発剤を使用し、卵胞の育ち具合を確認します。超音波検査や血液検査を行いながら、数日おきに通院します。

③ 採卵

卵胞が十分に育ったタイミングで採卵を行います。当院では採卵は通常午前中に行われます。当院では、エコーを使ったv局所麻酔法で麻酔を行っており、極細の針で局所麻酔自体の痛みや出血を抑えながら実施します。

④ 受精・胚培養

採取した卵子と精子を体外で受精させ、数日間培養します。この期間は卵巣の腫れがないか等、フォローアップのため一度通院いただくことになります。

⑤ 胚移植

胚移植は成長した胚を子宮内に戻します。日帰りで行うため入院の必要はありません。

当院では、「凍結融解胚盤胞移植」を基本的には実施していますので、採卵後は生理(リセット)が来るのを待ち、凍結融解胚移植にて移植周期へと進んでいきます。

そのため、採卵後は患者様の体調を整えていただく期間となります。リラックスしてお過ごしください。

⑥ 妊娠判定

胚移植後、約1〜2週間後に来院し、血液検査などで妊娠判定を行います。当院では基本的にBT10~BT14で妊娠判定を行っています。

関連記事:体外受精(IVF)のスケジュールは?採卵・移植などの治療の流れを解説!

体外受精(IVF)ではどのくらいの通院が必要?

一般的に治療開始から採卵までは、数日おきに通院が必要です。当院では採卵周期の通院回数は7〜8回程度です。

胚移植周期では、妊娠判定までに4回程度の通院をお願いしております。

治療方法や体調によって通院回数は前後します。当院ではできる限り事前にスケジュールを共有し、患者様の負担が少なくなるよう調整しています。

通院に関してご不明点などありましたらお気軽にスタッフにご相談ください。

体外受精(IVF)の費用|保険適用・自費診療の目安金額

不妊治療は2022年4月より健康保険の適用対象となりました。ただし、選択する内容によっては自費治療となるため注意が必要です。

当院の治療費の保険診療の場合の目安は以下の通りです。

採卵する月:例①低刺激法 採卵(2個)で胚凍結

  • スタート日:約7,000~10,000円
  • 診察(1~4回):約3,000~4,500円/回
  • 採卵2個:20,400円
  • 採卵後1回目の診察:9,600円(体外受精)+18,000円(培養・胚培養1個)+診察費
  • 採卵後2回目の診察:15,000円(胚凍結1個)※

タイムラプス:20,000円、顕微授精の場合 IMSI代:11,000が加算 ★

合計:約85,000円(税込)

※凍結が確認できた場合のみ

★自治体によって、先進医療の助成金申請が可能

採卵する月:例②低刺激法 採卵(卵子が取れなかった場合)

  • スタート日:7,000~10,000円
  • 診察(1~4回):約3,000~4,500円/回
  • 採卵:9,600円

合計:約30,000円(税込)

※これらの費用は参考価格です。診察の回数や検査内容、使用する薬、採卵数・培養数、使用する技術によって最終的な費用は異なります。費用に関してご不明点がございましたら、その都度ご質問ください。

それぞれの個別の費用については、当院HPの料金表をご確認ください

料金一覧|よしひろウィメンズクリニック

関連記事:保険適用の不妊治療、費用はどれくらい?助成金も詳しく解説

まとめ

体外受精(IVF)は「ふりかけ法」ともいい、採卵して獲得した卵子に精子をふりかけて受精させる方法です。人工授精に比べて医療的な介入が大きいため、患者様の身体的・経済的な負担が大きくなるというデメリットがありますが、一方で妊娠率を高めることが可能です。

当院は生殖補助医療(ART)専門の医療機関です。タイミング法や人工授精では思うような成果が得られないなどのお悩みがありましたら、まずは説明会にお越しください。説明会は定期開催しており、少人数で実施しています。

初診では看護師から説明の時間も設けており、治療の流れや保険適用、先進医療などの分かりやすい説明を心がけております。不安や迷いが少しでも軽くなるような時間となるよう努めてまいります。

PAGE TOP