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着床時期の症状はいつから?- 出血・腹痛の見分け方 –

着床時期の症状はいつから?- 出血・腹痛の見分け方 –

排卵後、「もしかして着床したかも?」と気になり、体の変化に敏感になる方も多いのではないでしょうか。着床時期には、出血や下腹部の違和感、基礎体温の変化などがみられることがありますが、妊娠初期症状やPMS(月経前症候群)との見分けは難しいとされています。
この記事では、着床時期の目安と起こりうる症状、その違いや検査のタイミングについてわかりやすく解説します。

着床時期はいつから?【排卵後何日目?】
着床は、排卵から6〜10日後に起こります。月経周期では、21〜24日頃(28日周期の場合)になります。
卵子と精子が出会い、受精が成立すると、胚は卵管内で細胞数を増やし、発育しながら子宮へと運ばれていきます。
胚が子宮へ到達すると、透明帯(殻のようなもの)から出て、子宮内膜とくっつき、内膜にもぐり込むようにして着床していきます。

この頃、着床出血やお腹にチクチクとした軽い痛みを感じる人もいますが、何も症状がない人も多くいます。

着床時期に見られる主な症状

着床出血の特徴は、量が少なくサラサラとしており、おりものシートで収まる程度であることが多いとされています。色は淡いピンク色や茶色で、月経周期では21〜24日頃(排卵から6〜10日後)にみられることがあり、通常は1日、長くても3日ほどが目安です。基礎体温は高温期のまま推移している時期に起こるのが特徴です。下腹部にチクチクとした軽い痛みや違和感を覚えることもあります。

一方、生理の出血は量が多く、粘度があり、色は茶色から鮮やかな赤へと変化します。月経周期では28〜35日頃に起こり、3〜7日ほど続くのが一般的です。基礎体温は高温期から低温期へ移行するタイミングでみられます。下腹部痛の有無や強さには個人差や周期差があります。

なお、これらの症状だけで着床出血か生理かを見分けることは難しいとされています。
着床出血と生理の違いを、以下の図で整理してみましょう。

→ 着床出血の解説記事も参考にしてください。

生理?着床出血?それとも…「これって、どれ?」と迷ったときのために

基礎体温からわかることはある?
着床出血がみられることがあるのは、月経周期21〜24日頃(排卵から6〜10日後)で、高温期の途中にあたります。このまま妊娠が成立した場合は、高温期がそのまま続きます。
妊娠の成立は、超音波検査で子宮内に胎嚢が確認できた時点(臨床妊娠)で判断され、一般的には月経予定日を1週間以上過ぎた頃で、妊娠4〜5週頃にあたります。

一方、生理の場合は、月経周期28〜35日頃に起こり、高温期から低温期へと移行してから出血がみられます。
ただし、高温期中に出血がみられた場合でも、それだけで着床出血かどうかを判断することができません。また、基礎体温から着床出血かどうかを知ることは難しいとされています。

基礎体温は、排卵の有無やホルモンバランスの変化を知る手がかりにはなりますが、それだけで着床かどうかを見分けることはでkません。
高温期が続いている場合でも、必ずしも妊娠しているとは限らず、逆に一時的に体温が下がることがあっても妊娠が成立しているケースもあります。
体温の変化は体調や測定条件にも影響を受けやすいため、日々のわずかな変化にとらわれすぎず、全体の流れとして捉えることが大切です。

着床頃の症状とPMSの違いはある?
着床頃にみられることがある症状には、少量の出血や下腹部の違和感、基礎体温が高温期中(月経周期21〜24日頃/排卵から6〜10日後)に起こるなどがあります。ただし、これらの変化は一部の人にみられるもので、すべての人に起こるわけではありません。

一方、PMS(月経前症候群)では、少量の出血や胸の張り、眠気、だるさ、イライラなど、心身にさまざまな変化があらわれることがあります。これらの症状は排卵後から月経前にかけて起こるため、着床頃の時期と重なることもあります。
そのため、症状の種類やタイミングだけで、着床による変化かPMSかを見分けることは難しいとされています。
着床頃の症状とPMSの違いを、以下の図で整理してみましょう。

着床の症状がなくても大丈夫?
着床時期の症状は、すべての人にあらわれるわけではありません。感じ方には個人差があるため、症状がないことを心配しなくても大丈夫です。
さまざまな情報を見て、「着床の症状」を自分に当てはめて考えてしまうこともありますが、実際には症状がある人もいれば、まったく感じない人もいます。現実的には、症状を自覚しない人の方が多いとされています。
また、「着床の症状があった」と感じても、必ずしも着床しているとは限りません。
そのため、症状の有無だけで着床の有無を判断することはできません。

体の変化を気にするあまり、小さな違和感を「何かのサインではないか」と不安に感じてしまうこともあるかもしれません。しかし、こうした感覚は日常的な体調のゆらぎによるものも多く、必ずしも妊娠と結びつくものではありません。気になる変化があっても、それだけで判断しようとせず、あくまでひとつの参考としておくとよいでしょう。

着床の症状は目安。妊娠の判断はどうする?

着床時期に症状があらわれることはありますが、その感じ方には大きな個人差があります。
また、妊娠初期の変化やPMSと似ている点も多く、症状だけで見分けることは簡単ではありません。
そのため、妊娠しているかどうかの判断は、市販の妊娠検査薬や産婦人科で確認することが大切です。
市販の妊娠検査薬は、一般的に月経予定日から1週間後以降が使用の目安とされています。最近では、月経予定日から使用できる高感度タイプもありますが、陽性反応が出ても、その結果だけで妊娠の成立を判断することはできません。
早く結果を知りたいと感じるのは自然なことですが、検査の時期が早すぎると、結果に一喜一憂しやすくなり、精神的な負担につながることもあります。検査時期の目安を守り、いわゆる「フライング検査」は控えることが望ましいでしょう。
体の変化に一喜一憂しすぎず、不安があれば産婦人科へ相談しましょう。

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